体温が低下することは、さまざまな健康問題の原因とされています。特に、就寝時に足が冷えてなかなか眠れない方や、循環不良による顔色の悪さや肩のこりに苦しんでいる方が少なくないでしょう。
冷えを解消する手段は多岐にわたりますが、最近特に注目されているのが「ホットストーン」という方法です。
この記事ではTEN美のプログラムの一つである「ホットストーントリートメント」についてご紹介します。
ホットストーントリートメントとは?
日本人に適した米ぬかオイルをなじませた体の上で温めた石を滑らし、全身を隅々まで温める施術です。体を温めることは冷え性・肩こり腰痛・むくみ・不眠症などの改善や免疫力の向上、ダイエット、美肌など得られる効果が多くあります。
また、温かい石を使ってのトリートメントはハンドトリートメントの3~5倍の効果があると言われています。
そして温石トリートメントはとても気持ち良く、深いリラクゼーション効果や石のパワーで、心と体のエネルギーバランスを整えるヒーリング効果、浄化効果もあります。
ラジオ派やマシンのような電磁波を気にせず安心してトリートメント出来ます。
温石の歴史
北京原人の洞穴から焼け焦げた石が多数出土しています。考古学者たちの研究によればこれは温熱療法に使われていたとのこと。石を火で熱し、灰の中に入れて温度を適温にし、体に当てていたようなのです。
そんな温めた石を用いた浄化・療法は世界各地で行われていました。
日本
平安時代末頃から江戸時代にかけて、石を温めて布などで着物の懐に入れて胸や腹などの暖を取るために用いられることを温石(おんじゃく)と呼ばれていました。
空腹時は体温が下がることから、温石をお腹に当てて体を温め、空腹をしのいでいたと言われています。 体を温め空腹を和らげるくらいの軽い食事を「懐石」と呼ぶようになりました。
アメリカ
ホットストーンセラピーの起源には諸説あり、その中の一説では、アリゾナ州のネイティブアメリカン(インディアン)が日光で温めた石を使った療法が起源と言われています。
ハワイ
ホットストーンは世界一の癒しの島ハワイに古くから伝わる伝統的なヒーリング療法のロミロミで使用されることが有名ですが、「ポハクロミロミ」という名で古代から一般的に使われてきたのがハワイ式のホットストーンロミロミです。
中国
中国ではヘン石と呼ばれる石を使用した施術があります。これは針治療の前身となりました。
インド
アーユルヴェーダ(インドの伝統医学)では5000年以上も前から石をマルマポイント(東洋医学のつぼと同じ位置づけ)に使用した歴史があります。
身体を温める効果は?
日本人の平均体温は36.9℃です。(10歳~50歳の健康な方)
個人差はありますが、約7割の人が36.5℃~37.2℃の範囲に収まるとされています。一方、平熱が36℃以下の人は「低体温」といわれます。
体が冷えていて血流が悪く、放置すると・自律神経失調症・アレルギー・便秘・肥満などの不調や病気につながる恐れがあります。
免疫細胞が正常に働ける体温は36.5℃
そこから体温が1℃上がると最大5倍~6倍も免疫力が上がります。逆に、1℃下がると免疫力が30%下がるといわれています。
冷えは冬のものと思いがちですが、冷房などによる夏の冷えで悩む方も多いです。次のような「冷えのサイン」を見逃していないか、確認してみましょう。
冷えにともなって起こるおもな症状
冷えにはこのような症状を引き起こす原因となります。一方で、温熱療法により、45~50℃の温度で温めると以下のような効果が期待出来ます。
などあらゆる不調の原因に効果大です!
※外傷後の急性期に限っては、温熱療法は適切ではありません。氷水でのアイシングが正解です。
使用後の玄武岩のお手入れ
TEN美では、トリートメント後の玄武岩はクライアントのマイナスエネルギーを溜め込んでいますので綺麗にし、疲れた玄武岩を休ませてあげること、エネルギーを使い果たした玄武岩を回復させることが必要です。
使用後のストーンの浄化を行ってクリーンな状態に戻し、玄武岩本来のエネルギーをチャージしています。しっかりとお手入れすることより一層、温石トリートメントが充実するよう手入れしています。
さらに、使用後のストーンの浄化を行ってクリーンな状態に戻し、玄武岩本来のエネルギーをチャージしています。しっかりとお手入れすることより一層、温石トリートメントが充実するよう手入れしています。
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ホットストーントリートメントを控えたほうが良いケースは?
以下の症状の方は施術を避けてください。
・妊娠・授乳中
・手術後~3カ月※医師に確認する必要があります。
・医師による治療を受けている方
※医師に確認する必要があります。
・甲状腺分泌過多
・心臓病、糖尿病(循環器傷害)
・急性疾患
・炎症
・伝染病の疾患
・接種後36時間
・アレルギー
・進行した静脈瘤
・伝染病の疾患
・強い薬を服用した後
・食後、アルコールの影響下にある場合
・高熱、熱がある方
・指圧、針治療、整体等を受けた同日
上記に該当する場合はホットストーントリートメントはお控え頂いております。
ホットストーントリートメントプログラムの流れ
うつ伏せ(約50分)
タオル手技→置き石→左脚→右脚→足指→背中
↓
仰向け(約70分)
タオル手技→置き石→左脚→右脚→右腕→左腕→腹部→デコルテ→顔→頭
↓
安静(1〜2分)
起き上がる準備の時間
まとめ
ホットストーンセラピーは、古来より利用されてきた伝統的な治療法です。「万病の元」言われるように冷えは様々な体の悩みの原因となります。
TEN美のホットストーントリートメントは体を温めることはもちろん、心もポカポカするようなトリートメントを提供致します。ぜひ、一度試してみてください。